雑記

詐欺まがいのメール

次のような迷惑メールが届きました。今どき、こんなメールに引っ掛かる人がいるのだろうか。 胡散臭いメールであるかどうか判断するポイントは、宛名が自分であるかどうかです。宛名が自分の名前ではなくて、メールアドレスであるということは、このメールの…

スカーフェイス

今まで見た映画の中で一番怖い映画かもしれません。子供は見てはいけません。これをプライム会員特典で誰でも見れるようにしているのは間違いです。料金を高く設定して、大人しか見れないようにすべきです。 若い人は、この映画のアル・パチーノのような人間…

戦場のピアニスト

自分だったらどうするかな。ずっとそればかり考えながら見ていました。 たとえば、次のような噂を耳にしたとします。 アウシュビッツには大勢のユダヤ人が列車で毎日運び込まれる。しかし、食糧も水も運び込まれていない。しかも、列車はいつも空で引き返す…

アラバマ物語

正義が勝つわけでもなく、悪がはびこるわけでもないという、何ともすっきりしない物語ですが、なぜか心に残ります。 すっきりしない物語が大ベストセラーになるはずない、と考えると、自分はこの映画をきちんと理解していないのではないか、と自分で自分を疑…

タクシードライバー

私は若いころ、社交性に欠け、孤独に陥り、社会に嫌悪感を抱くような人間でした。不眠症にも悩んだことがあります。自分がそうだったから、「ほとんどの人が似たようなものなのだろう。これが普通だ」と思っていました。でも、これって本当は危険な状態なん…

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

きちんとしたメッセージのある、いい映画だと思います。 でも、そのメッセージが少し弱いかな。端的に言ってしまうと、たいして重要なメッセージではないかな。 時空を超えてしまうので、分かりにくくて、僕がきちんと理解していないのかもしれません。本が…

井上尚弥はどこまで強くなるのか

井上尚弥の強さの秘密はどこにあるのでしょうか。誰もが井上のスピードとパンチ力を力説しますが、私はあの冷静さに井上の強さの秘密があると思います。どのような状況でも冷静に試合に臨むことができるから強いのです。 日本時間の2020年11月1日に行われた…

ディア・ハンター

子供には見せない方がいいでしょう。刺激が強すぎるし、ベトナムがあんなところだと勘違いしてもらっても困ります。 20代、30代の人は見ると、良い勉強になるでしょう。友情がどういうものか教えてくれます。 中年以降の人は、昔をなつかしむという意味で楽…

オズの魔法使い

僕はこれまでの人生、ずっと子供っぽいと言われ続けてきました。 50になる前後から、なぜ自分が子供っぽいといわれるのか、分かってきたような気がします。少しは大人になったのでしょうか。 でも、50を過ぎた今でも子供だから、映画『パディントン』を見て…

レオン

映画の中に、頭のいい子が出てくることがありますよね。 微分積分の難問が解けるとか、数カ国語を操れるとかいうのではなくて、人の心を読むのがうまくて、危険をすぐに察知して機敏に身を守ることができる子が描かれることがあるじゃないですか。 若い頃、…

オペラ座の怪人

名画には、心に残るシーンがあります。 パディントンがルーシーおばさんに抱きつき、"Happy birthday, aunt Lucy” と囁くところ。 ヌードルスが中国人の店でアヘンかなんかを吸って、しかめっ面をしていたのに急に笑顔になる瞬間。 ダンバー中尉にインディア…

Once Upon a Time in America

ロバート・デ・ニーロ主演の名作。 音楽が印象的であることに加えて、鏡を上手く利用した撮影方法も印象的である上に、懐中時計やフリスビーなどの小物を使った話の展開も印象的だし、ところどころに印象的な台詞がちりばめられていて、とにかく心に残る作品…

素晴らしき哉、人生!

自分を犠牲にしてまで他人に尽くすことの大切さを教えてくれる映画です。心が洗われるようです。 意地悪な人は、「こんな奴いねーよ」なんて感じるかもしれませんが、こういう美談ってたまに聞くし、規模が小さいものはそこら中に転がっているような気がしま…

ドラゴン怒りの鉄拳

ブルースリーの名作です。 40年ほど前の小学校では、休み時間に男の子はブルースリーになって高い声を張り上げ、女の子はピンクレディーになって踊っていました。 いま見ても、ブルースリーってかっこいいですね。 今の男の子たちは、ブルースリーを見てカッ…

最高の人生の見つけ方

フランス映画の『最強のふたり』は、実話に基づいていて、大富豪とスラム出身の男の友情を描いたものでした。 『最高の人生の見つけ方』は、実話に基づいてはいませんが、『最強のふたり』と同じように、大富豪とふつうの家庭の男の友情を描いたものです。し…

はじまりのうた

こういう映画を見ると、なんて自分は子供なんだろう、と思います。 パディントンは理解できます。パディントンの最後の台詞「Happy birthday, aunt Lucy」が心に焼き付いて離れません。あのシーンを思い浮かべると、源氏物語の時代の日本人のように、涙で袖…

パディントン2

礼儀正しく、誠実に、思いやりを持って生きて行くことの大切さをパディントンが教えてくれます。 礼儀正しく、誠実だったためにブラウン一家から信頼を勝ち得たパディントンは、思いやりがあるため、ご近所の人気者です。ところが、濡れ衣を着せられて刑務所…

パディントン

ペルーの奥地で英語とマナーを身に付けたクマさんが、大地震で家を失って、ロンドンに渡ることを決心します。ロンドンでブラウン一家に拾われますが、おばあさんと奥さん以外の家族、旦那さんと子供2人からは冷たい扱いを受けます。それでも、いろいろな出来…

スラムドッグ$ミリオネア

どんな物語だって、舞台となる社会があって、人を引き付けるために誇張して作っているわけですよね。 たとえば、ドラえもんの舞台は小学生社会です。古今東西を問わず、そこには気弱で不器用な奴がいて、味方にすれば頼もしいけど敵に回したらおっかないガキ…

きみに読む物語

田舎の貧乏な青年が、都会の大富豪の娘と恋をする物語です。 ロミオとジュリエットみたいなこの物語は実話なのだそうです。でも、どこまで実話なんだろう? 最後のシーンは、怪しいな。 若い人にぜひ見てほしい映画です。この映画を見て、本当の愛とは何か、…

最強のふたり

パラグライダーの事故で首から下が動かなくなってしまった大富豪と、スラムで育った貧民が友情を育む物語です。 この貧民には前科があって、やりたい放題に振る舞う、上流階級からするととんでもない奴ですが、基本的に思いやりがあって人に尽くすタイプの人…

アメリ

フランス映画はボディーブローのようなもので、後から効いてくるような気がします。 アメリカ映画は、ハラハラドキドキさせられて、最後に問題が解決してスッキリして、よかったよかったで終わるというように分かりやすいのですが、後に何も残りません。それ…

キングコング

40年ほど前、父に連れられて映画館へ行き、『キングコング』を見た記憶があります。10歳にも満たなかった僕は、字幕を読めるでもなく、ましてや英語を理解できるわけもなく、ただただ退屈していましたが、キングコングが美女の衣装をはぎ取る場面だけ鮮明に…

新しいテレビ

テレビを買い替えたら、リモコンにプライムビデオのボタンがあったので、アマゾンプライムの会員に登録しました。 アマゾンプライムってすごいですね。おじさんにも簡単に設定できたし、30日間無料だし、プライム会員特典と表示される映画は追加料金がかから…

HANABI

決して捕まえることのできない 花火のような光だとしたって もう一回 僕はこの手を伸ばしたい

義母のために

医師は、ステージ4の人が5年生きた例もあります、と義母に言ったそうだ。その後、僕の妻だけに、癌の他に血栓が肺のいたるところに見られるから、明日なくなってもおかしくないと告げたそうだ。 癌が至る所に転移していてステージ4だと告げられ、その後で自…

妻のために

義母の癌がステージ4と診断されて、事実上、医師から見放されてから、妻は眠れないらしい。肩もんで、なんて今まで言ったことないことを言うし、胃も痛むそうだ。 それはそうだろう。僕も20年前、母を失ったとき同じ経験をした。 妻のために、僕は何ができる…

この世の不条理

毎日ブログを更新していたのを中断したのは、義理の母に癌が見つかって、てんてこ舞いしていたからでした。 詳しく検査してみたら、もう手遅れでした。義母はホスピスで間もなく命を閉じることになります。 いちばん生きていてほしい人から順番にこの世を去…

人間の頭の中で問題は膨らむ

自分の親の介護をしているとき、大変だと思っていたけど、今から考えてみると、考えているほど大変ではありませんでした。 具体的に振り返ってみると、大変だったのは次の2つだけでした。 ・母が手術を受ける前後、通院で抗がん剤治療や放射線治療をうけた日…

来るなよー

昨日の日曜日、天気が良かったから千葉県館山市に県外からたくさん人が集まったそうじゃないですか。 千葉県の一宮市は東京オリンピックのサーフィンの会場になっているから、東京から人が押し寄せて、新型コロナウイルスの感染者が出てしまったそうじゃない…