タクシードライバー

私は若いころ、社交性に欠け、孤独に陥り、社会に嫌悪感を抱くような人間でした。不眠症にも悩んだことがあります。自分がそうだったから、「ほとんどの人が似たようなものなのだろう。これが普通だ」と思っていました。でも、これって本当は危険な状態なんですよね。

 

この映画のトラビスに私は似ています。自分がトラビスと同じように、周囲から変人だと思われていることはうすうす感じていましたが、自分もトラビスと同じようなことをしでかす可能性があったのかもしれないことに、この映画を見て気付いて背筋が凍りました。

 

私がトラビスにならなかったのは、妻のおかげかな。妻に出会ったから、孤独から抜け出し、社会を嫌悪することも少なくなってきました。僕が不眠症に陥ったときも、妻が支えてくれました。

 

妻をもっと大事にしようっと。