はじまりのうた

こういう映画を見ると、なんて自分は子供なんだろう、と思います。

 

パディントンは理解できます。パディントンの最後の台詞「Happy birthday, aunt Lucy」が心に焼き付いて離れません。あのシーンを思い浮かべると、源氏物語の時代の日本人のように、涙で袖を濡らしてしまいます。

 

なのに、この映画では、心に残るシーンがないんです。壊れかけた家族や恋人たちが、元の鞘に収まるという、いい物語なんですよ。けど、なぜか心に残らないんです。

 

僕は子供すぎて、この映画について解説できないので、自分でみて確認してください。