少し飽きてきたかな

僕には、ある著者が気に入ると、その著者の本を読み続けるという癖があります。最近は阿川佐和子さんと檀ふみさんにはまって、この二人の本を読み続けていますが、ちょっと飽きてきたかな。

若かった頃には飽きるということがなくて、気に入った著者の本はすべて読んでいたけど、年を取るにつれて集中力がなくなってきたというか、いろいろなことに関心が向くようになってきました。檀ふみさんの、品と教養を兼ね備えたエッセイにはまだ興味があるけど、阿川佐和子さんの自分をネタにして人を笑わせる、自分を犠牲にするというか、自分をさらけ出すエッセイは少しおいといて、他の著者を探してみようかなという感じです。

阿川佐和子さんのエッセイを初めて読んだときは笑えたのに、『トゲトゲの気持』はなぜか笑えなかったんですよね。他の人たちはどう感じているんだろうと思って、アマゾンのレビューを確認したら、女性は共感することが多いようです。『婦人公論』に連載していたエッセイをまとめた本だから、女性向けに書かれているのかな。

もう少し阿川佐和子さんの本を読みつつ、他の著者を探すとするか。