肩の日英比較
「肩」は英語で「shoulder」ですよね。では「肩こり」は?
辞書を引くと、「stiff soulders」となっていますが、試しに使ってみたところ、アメリカ人には理解してもらえませんでした。
白人は、日本人と比べると、僧帽筋や三角筋が発達しやすいそうです。だから、肩の弱い日本人は体操の吊り輪で苦労するんですね。吊り輪は、この記事の話題と関係ないか。ちなみに日本人は、大胸筋が発達しやすいそうです。
本題に戻ります。
肩の強い白人のしゃべる言葉に「肩こり」という単語がないというのは、妙に納得してしまいませんか。
先日、仕事で「肩こり」に相当する英語を見つけました。
What’s the optimal height of your computer monitor to prevent neck strain?
この「neck strain」って「肩こり」ですよね。
この記事で何を訴えたいのかというと、「肩」という言葉が表す体の部位が、英語と日本語で異なるということです。日本語の「肩こり」は、正確には「首こり」なんですよね。
日本語の「肩」には肩から首筋までが含まれるけど、英語では、「shoulder」と「neck」は別物だから、「stiff soulders」では理解してもらえないんですね。
字面だけを訳していてはいけないということです。